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徳田恵一 教授が、令和2年春の紫綬褒章を受章しました。

2020年05月07日掲載


紫綬褒章

受賞者
徳田恵一 教授
受賞の対象
音声情報学研究功績
受賞者の関連サイト
徳田・南角・橋本研究室
関連するウェブサイト
令和2年春の叙勲受章者名簿(内閣府)

紫綬褒章は,科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に対して授与されます。

業績の概要:
音声合成の問題に関し、統一的な統計モデルに基づいた新しいアプローチを提唱し、任意の話者の声質、発話スタイル、感情表現等を自在に生成可能であることを示した。音声波形の切り貼りによる従来法では容易ではなかった問題を解決しただけでなく、統一的な統計モデルに基づいて音声を合成するという新しい概念を当該研究分野に広く普及させ、さらにはひとつの研究分野として定着させるなど、関連分野の発展に多大な貢献をした。

受章者のコメント:
期せずして紫綬褒章という栄誉ある褒章をいただき、大変光栄に思います。評価いただいた統計的音声合成を初めて提案したのは1995年頃です。長きに渡り、ご指導・ご支援・ご協力いただいた指導者・研究者の皆様、研究に参加してくれた多くの学生の皆さんのお陰と心より感謝しています。今後は、自身の研究のみならず、研究分野全体の発展や研究成果の社会還元にも微力ながら貢献できればと考えています。

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