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コインブラ大学(ポルトガル)との共同プロジェクトが採択されました。

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国際交流

2021年8月11日掲載


 このたび、本学の協定校であるコインブラ大学との共同プロジェクトが、ポルトガル科学技術財団(Fundação para a Ciência e a TecnologiaFCT)により採択されました。

 本プロジェクトチームは、コインブラ大学、EU Joint Research Centreからの研究者に加え、国際的な研究者の関与による諸外国の動きを意識することを目的として、ドイツ、アメリカ、日本から各1名ずつの研究者で構成されており、日本側代表者として佐藤 篤司准教授(社会工学専攻)が参画しています。

 コインブラ大学と本学とは、佐藤准教授を中心とした研究交流及び学生交流の実績を積み上げた結果、20203月に大学間学術交流協定締結を実現していますが、これらの確実な相互交流の実績が今回の採択につながっています。

 今後5年間に渡り、「気候変動に伴い増大する外力(風や地震など)が鋼構造物・複合構造物の構造安全性に及ぼす影響の定量的評価」をテーマとした本プロジェクトを遂行することにより、様々な外的要因に対する構造物の安全性を定量的に評価し,設計者が構造物の性能を陽な形で明示できる設計体系の構築に貢献することが大いに期待されます。

プロジェクトタイトル「Assessment of the effects of climate change on the safety of steel and composite structures using Generative Adversarial Networks (GAN) and Advanced Surrogate Models

コインブラ写真.PNG

201911月コインブラ大学にて

左からコインブラ大学 Silva教授、吉岡慎平さん(2019年当時M1)、小野木武司さん(2019年当時M2)、佐藤准教授