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宮下剛特任教授らの研究グループが令和6年度土木学会田中賞(論文部門)を受賞しました

Research

研究・産学官連携

2025年6月18日掲載


令和6年度土木学会田中賞(論文部門)

受賞者
宮下剛特任教授、小野健太(国立研究開発法人土木研究所(受賞当時))、澤田守(国立研究開発法人土木研究所)、玉越隆史(国土技術政策総合研究所)
受賞の対象
鋼桁パネル隅角部の挙動に着目したせん断力を受ける鋼I桁の機能面からの限界状態の検討
受賞者の研究者情報サイト
research map-宮下剛
関連するウェブサイト
公益社団法人土木学会 田中賞受賞一覧
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土木学会田中賞は、昭和41年度より橋梁・構造工学に関する優秀な業績に対して授与される学会賞です。このうち論文部門は、土木学会刊行物に発表され、計画、設計、製作・施工、維持管理、利活用、考案、歴史・文化、普及・啓発などに関連して、橋梁工学の発展に大きく貢献したと認められる論文、報告等を対象とするものです。
本研究では、鋼桁の載荷実験ならびに数値解析を通じて、せん断を受ける鋼桁の限界状態のうち、限界状態2の力学的状態とそれらの計算方法を新たに提案しています。本研究の成果は、限界状態設計法に移行した道路橋示方書の改定の礎となるデータを与えるのみならず、橋梁設計や維持管理の合理化に結び付くものであることから、橋梁工学の発展に大きく寄与すると評価され、受賞へと至りました。



この情報は研究支援課が提供しています。