バレンシア大学のニュースサイト「UV News」に柴田哲男教授のインタビュー記事が掲載されました
Research
研究・産学官連携
2025年12月 1日掲載
2025年11月13日、バレンシア大学(Universitat de València)の公式ニュースサイト「UV News」において、「Scientists discover how to destroy Teflon and other persistent pollutants at room temperature」と題した記事が掲載され、生命・応用化学類の柴田哲男教授のコメントが紹介されました。
本記事では、テフロン(PTFE)をはじめとする分解が極めて困難な有機フッ素化合物(PFAS)を、常温条件下で分解可能とする新しい化学的アプローチについて紹介されています。特に、従来は高温・高エネルギーを必要としていた安定な炭素-フッ素(C-F)結合の切断を、より温和な条件で実現する革新的な手法として注目されています。
また、柴田教授らとバレンシア大学との国際共同研究体制や、本研究が環境汚染対策や資源循環型社会の実現に向けて持つ意義についても言及されており、持続可能なフッ素化学の新たな可能性を示す成果として紹介されています。
掲載ページ(バレンシア大学「UV News」):
https://www.uv.es/uvweb/uv-news/en/news/scientists-discover-how-destroy-teflon-other-persistent-pollutants-room-temperature-1285973304159/Novetat.html?id=1286460182925&plantilla=UV_Noticies/Page/TPGDetaillNews
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