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生命・応用化学科の村田 裕祐さんが日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2022 ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

2022年11月16日掲載


受賞者

生命・応用化学科 柴田 哲男研究室

村田 裕祐

受賞名

日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2022

ベストプレゼンテーション賞

日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2022

受賞の内容

「テトラフルオロスルファニルアルキン類に対する求核的フッ素化反応」

SF4部位は、フッ素に起因する高い脂溶性、強力な電子求引性を有し、2つの置換基が非共役かつ直線的に並ぶという特徴をもちます。これらの性質から、SF4は新規直線構造として医農薬品への応用が期待されます。当研究室では、様々な骨格をもつSF4化合物の開発を行ってきました。本研究では、Pyridine-SF4-Alkyne 1TBAF3H2Oを作用させることで、Pyridine-SF4-Fluoroalkene 2の合成に成功しました。Pyridine-SF4-Fluoroalkeneは生理活性物質としての利用が期待されます。

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今後の抱負

この度、このような栄誉ある賞をいただき大変光栄に思います。本研究を行う中で、丁寧なご指導を賜りました柴田哲男教授をはじめ、数々のご助言をいただきました住井裕司助教、共に研究に励んだ羽田謙志郎氏及び研究室の皆さんに感謝申し上げます。今後も有機フッ素化学の発展に貢献できるよう、より一層熱心に研究に取り組んでまいります。

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