国立大学法人名古屋工業大学

文字サイズ
検索

就職・キャリア・学生生活

ホーム > 就職・キャリア・学生生活 > 名工大キャンパスニュース一覧 > 工学専攻の原田 誠一さんが2022年度人工知能学会全国大会 (第36回) 全国大会優秀賞を受賞しました。

工学専攻の原田 誠一さんが2022年度人工知能学会全国大会 (第36回) 全国大会優秀賞を受賞しました。

2023年01月30日掲載


受賞者

工学専攻 加藤 昇平研究室

原田 誠一

受賞名

2022年度人工知能学会全国大会 (第36回)

全国大会優秀賞 オーガナイズドセッション口頭発表部門

2022年度 人工知能学会全国大会 (第36回)

受賞の内容

「双曲空間への埋め込みと感情認識・潜在表現単一化タスクによる感情のクロスモーダル表現」

AIがユーザの感情を理解・共感・可視化するために、AIの内部状態としての感情の数理的表現が必要である。本研究は、深層学習モデルの潜在表現を用いた手法により、音声や顔表情等のモダリティに共通する感情情報を共通の潜在表現(感情空間)上で、データドリブンに獲得することを目指している。特に、階層的な情報を低次元空間に埋め込めることで知られる双曲空間で感情空間を表現することを提案し、ユークリッド空間より表現力が高いこと、心理学のモデルに相似する感情空間が得られることを確認した。

image.jpg

今後の抱負

この度は大変栄誉ある賞を頂戴し、大変光栄に存じます。日頃よりお世話になっている加藤昇平先生・佐久間拓人先生、そして、人工知能学会のオーガナイズドセッションという大変啓発的な場での発表・議論の機会をくださいました、オーガナイザの先生方及び大会運営委員の方々に心から御礼申し上げます。今後とも本テーマを追究し続け、Affective Computing学術領域の発展及び、人々の感情の記録・可視化や感情を持った対話エージェントによる人々のウェルビーイングの実現に向けて尽力してまいります。

JSAI2022Harata.jpg

ページトップへ