工学専攻情報工学系プログラムの竹谷 大地さんが2022年電子情報通信学会 情報通信マネジメント研究会 情報通信マネジメント研究賞を受賞しました。
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2023年4月21日掲載
受賞者
工学専攻情報工学系プログラム (松尾・川島研究室)
竹谷 大地
受賞名
2022年電子情報通信学会 情報通信マネジメント研究会
情報通信マネジメント研究賞
受賞の内容
「vhost-user におけるキャッシュ作用の究明に向けた包括的評価」
ネットワーク機能の仮想化・コンテナ化における重要課題であるパケット処理性能劣化の問題に取り組んだ。キャッシュメモリ効率に焦点をあて、詳細な実験分析に基づいて、複数の有効な手法の併用でベアメタル級の処理性能が可能であると示した。この問題は5Gおよび6G通信システムの中核概念であるネットワークスライシング技術に深く関係している。本研究成果は、当該技術の実用化に貢献するものである。
今後の抱負
今回の研究成果は、実環境を模した簡易的な実験プログラムを用いて得られたものである。大幅は性能向上の「可能性」を示したものの、実用的な観点での評価は不十分であった。今後は、実環境と同等の条件下において、性能面だけでなく実運用面をも考慮した手法の考案ならびに性能評価を実施したい。
井戸田秀樹 教授が,2023年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞しました。 工学専攻社会工学系プログラム(研究当時)の今岡 智輝さんが日本建築仕上学会及び日本建築学会東海支部研究集会で受賞しました。