工学専攻生命・応用化学系プログラムの森島 春菜さんが日本材料学会高分子材料部門委員会第113回高分子材料セミナー 若手優秀発表賞を受賞しました。
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2024年3月25日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム(猪股・信川研究室)
森島 春菜
受賞名
日本材料学会高分子材料部門委員会第113回高分子材料セミナー 若手優秀発表賞
受賞の内容
「スチルベン添加PMMAにおける引張特性の光制御」
本研究では室温で脆性材料であるポリメタクリル酸メチル(PMMA)に光異性化分子スチルベンを添加することで引張特性を光制御できる材料の作製を試みました。引張試験において一定強度以上の紫外光照射により試料は延性化し、脆性延性転移温度が低下することを確認しました。また、動的粘弾性測定や誘電緩和測定によりスチルベンの光異性化がPMMA鎖の運動を加速させていることが示され、試料の物性変化に影響を与えていることを明らかにしました。
今後の抱負
この度は第113回高分子材料セミナーにおきまして若手優秀発表賞を頂くことができ、大変光栄に思います。この受賞は指導教員である信川省吾准教授、猪股克弘教授をはじめとした研究室の皆様の支えなくしては実現しえなかったものと考えております。深く感謝申し上げます。今回の学会は、発表を通し他大学先生方から多くのご助言を頂くことで、自身の研究を見つめなおす良い機会になりました。ご指摘頂いた内容を踏まえ、より一層研究活動に励みたいと思います。
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