工学専攻生命・応用化学系プログラムの森 清弥さんがThe 17th International Workshop for East Asian Young Rheologists (IWEAYR-17) Excellent Presentation Awardを受賞しました。
Campus life
学生生活
2024年3月22日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム(猪股・信川研究室)
森 清弥
受賞名
The 17th International Workshop for East Asian Young Rheologists (IWEAYR-17)
Excellent Presentation Award
受賞の内容
「Relationship between ductile deformation and glassy structure change of oriented acrylic films」
ポリメタクリル酸メチルのフィルムは脆い性質を持ちますが、あらかじめ分子鎖を配向させたフィルムはその後の変形に対して延性化します。この現象について理解を深めるため、高分子ガラスの協同運動領域(CRR)に着目し、配向フィルムにおいてCRR体積が減少したことが延性化に寄与していると考察しました。また、配向フィルムの引張変形中に分光測定との同時測定を実施することで、変形中の構造変化のモデルを提案しました。
今後の抱負
この度はこのような賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。日々丁寧に指導してくださった猪股克弘教授、信川省吾准教授に心より感謝申し上げます。本学会において、レオロジーを専攻するアジアの学生や若手研究者と英語でディスカッションを行った経験は、今後の社会人生活にも活きる有意義な時間となりました。
工学専攻生命・応用化学系プログラムの森島 春菜さんが日本材料学会高分子材料部門委員会第113回高分子材料セミナー 若手優秀発表賞を受賞しました。 工学専攻社会工学系プログラムの永井 晴己さんが2023年度日本建築学会大会(近畿)学術講演会 材料施工部門 若手優秀発表賞を受賞しました。