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工学専攻生命・応用化学系プログラムの下司 翔さんが日本セラミックス協会第37回秋季シンポジウム 特定セッション「先進的な構造科学と分析技術」優秀講演賞を受賞しました。

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2024年10月25日掲載


受賞者

工学専攻生命・応用化学系プログラム (福田 功一郎研究室)

下司 翔

受賞名

日本セラミックス協会第37回秋季シンポジウム 特定セッション「先進的な構造科学と分析技術」優秀講演賞

(日本セラミックス協会 第37回秋季シンポジウム)

受賞の内容

「結合原子価法を用いた三価陽イオン伝導体の探索」

次世代の電力貯蔵用2次電池電解質として期待される多価陽イオン伝導体を対象に、結合原子価法を駆使した材料探索、イオン伝導度の決定、分極法による輸率の導出、電気分解による伝導種の特定等に至る一連の研究を行い、La3 伝導体として報告のあったNASICON型La1/3Zr2(PO4)3よりも極めて高い伝導度をもつクスピジン型La4Ga2O9を発見しました。

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今後の抱負

私は研究者として今後、知見をさらに深め、新たな発見を追い求めることに加えて、研究成果を実用化し社会的な価値を創造することを目指します。そのため、今後も日々自己研鑽を欠かさず、柔軟な発想をもって新たな挑戦を自身の研究に積極的に取り入れていく所存です。

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甲村 和三 名誉教授が、令和6年秋の叙勲を受章しました。