工学専攻生命・物質化学プログラムの島崎 捷さんが第55回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 オレオ奨励賞を受賞しました。
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2024年12月27日掲載
受賞者
工学専攻生命・物質化学プログラム (山本 靖研究室)
島崎 捷
受賞名
第55回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 オレオ奨励賞
受賞の内容
「パーム油由来のアニオン性界面活性剤を用いたオクタンゲルの物性調査」
パーム油は現在世界で最も用いられている植物油であり、その需要は年々増加しています。一方で、需要増加に伴う農園の拡大により、森林破壊や泥炭火災などの環境問題が深刻化している側面もあります。本研究では、飲食店でフライ油に多く用いられているパーム油を使用後に回収し、界面活性剤として再利用することを目的に研究活動を進めました。パーム油に含まれる各脂肪酸由来の界面活性剤は、乳化剤およびゲル化剤として幅広く用いられており、そのメカニズムは試料によって大きく異なります。最も基本的な構造である直鎖アルカンC8H18を標的としたゲル化メカニズム解明に取り組み、パーム油のような混合系の方が単体系よりも優れたゲル化能を示すことを報告しました。
今後の抱負
このような賞をいただき、大変嬉しく思います。本受賞を機に、これまで以上に新たな課題にも挑戦し、より価値のある研究成果を生み出せるよう、研究活動に励んでいきたいと思っています。
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