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工学専攻建築・デザインプログラムの酒徳拓実さんが2025年日本建築仕上学会奨励賞 卒業研究賞を受賞しました

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2025年4月17日掲載


受賞者

工学部社会工学科建築・デザイン分野 (伊藤洋介研究室)

酒徳拓実

受賞名

2025年日本建築仕上学会奨励賞 卒業研究賞

(日本建築仕上学会)

受賞の内容

「銅スラグを骨材としたモルタルの調合と銅スラグの粒径が電波吸収性能に及ぼす影響」

建築空間内における通信障害を防止するため、床面や壁面に設置できる安価で作製が容易な電波吸収体が求められる。そこで、産業副産物である銅スラグが鉄を多く含むことに着目し、これを骨材としたモルタルが電波吸収体として活用可能かを確認するため電波吸収性能を測定した。その結果、銅スラグを骨材としたモルタルが電波吸収性能を有することと銅スラグを骨材としたモルタルの調合と銅スラグの粒径が電波吸収性能に及ぼす影響を明らかにした。

受賞者のコメント

このような栄誉ある賞をいただけたこと、大変光栄に思います。本研究を行うにあたり、ご指導ご鞭撻を頂いた伊藤洋介准教授、河辺伸二教授、銅スラグを提供して頂いた住鉱物流株式会社様をはじめとする多くの方々にご協力をいただきました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。4月からは大学院生として本研究をさらに深め、より社会に貢献できる成果を出せるよう今回の受賞の栄誉を胸に誠実に研究を進めて参ります。


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