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工学専攻社会工学系プログラム(研究当時)の木村駿哉さんが令和6年度土木学会中部支部研究発表会 優秀講演者賞を受賞しました

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2025年4月22日掲載


受賞者

工学専攻社会工学系プログラム (都市基盤計画分野研究室(秀島栄三研究室))

木村駿哉

受賞名

令和6年度 土木学会中部支部研究発表会 優秀講演者賞

(土木学会中部支部)

受賞の内容

「説明可能なAIを用いた津波常襲地域における建物用地化に寄与した要因の分析」

三陸沿岸部では、津波災害後に低地の宅地化が進むという課題が指摘されており、これにはインフラ整備が影響している可能性がある。本研究では、明治期以降の三陸沿岸部における⼟地利⽤の変遷をもとに、説明可能なAIの⼀種であるXGBoostとSHAPを⽤いて建物⽤地化に影響を与えた要因を分析した。その結果、低地や緩傾斜地、隣接建物⽤地が多い場所で建物⽤地化が進む傾向が確認されたほか、港湾などのインフラ整備と建物⽤地化の関係が⾒られる地域があることが分かった。

研究内容図_木村(圧縮).jpg

受賞者のコメント

このたびは、このような賞をいただき誠に光栄に存じます。このたびの受賞は、ご指導いただいた秀島先生、中居先生をはじめ、研究室のメンバーの協力をなくしては得られないものであり、この場をお借りして深く感謝申し上げます。今後は本学の研究活動で培った経験を活かし、土木技術者として、より多くの人々が安全、安心そして快適に暮らすことができる社会の実現に向けて尽力してまいります。

賞状写真_木村.jpg