工学専攻環境都市プログラムの弓場翔太さんが令和6年度土木学会中部支部研究発表会 優秀講演者賞を受賞しました
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2025年4月22日掲載
受賞者
工学専攻環境都市プログラム (庄建治朗研究室)
弓場翔太
受賞名
令和6年度土木学会中部支部研究発表会 優秀講演者賞
(土木学会中部支部)
受賞の内容
「矢作川河川敷で出土した木杭列の酸素同位体比年輪年代法による年代推定」
岡崎市の矢作川に架かる矢作橋は、江戸時代には日本一長い橋として知られ、交通の要所として歴史的に重要な役割を果たしてきた。矢作川に初めて橋が架けられたとされるのは1601年だが、それより前にも橋が存在したと読み取れる記述が「太平記」などに見られる。近年の調査において、現在の矢作橋付近で古い橋脚らしき木杭列が埋没していることが確認された。そこで本研究では矢作橋付近で発見された木杭について酸素同位体比年輪年代法を用いて年代を推定した結果、これらの木杭が12世紀頃の橋脚である可能性が高いことが判明し、中世以前に橋が存在していた裏付けが得られた。
受賞者のコメント
このたびは、このような賞をいただき、大変光栄に思います。今回の受賞は、指導教官である庄先生をはじめ、研究室の皆さま、そしてお世話になっている宮川さんのご協力があってこそ得られたものです。この場を借りて、心より感謝申し上げます。今後も研究に一層励み、過去の矢作橋に関する情報を少しでも多く引き出せるよう努めて参ります。
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