工学専攻機械工学プログラムの長瀬翔さんが日本機械学会東海支部第56回学生員卒業研究発表講演会 Best Presentation Awardを受賞しました
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2025年6月12日掲載
受賞者
工学専攻機械工学プログラム (医用生体工学研究室(中村・杉田・氏原・金子・伊藤研究室))
長瀬翔
受賞名
日本機械学会東海支部第56回学生員卒業研究発表講演会 TOKAI ENGENEERING COMPLEX 2025(TEC25)Best Presentation Award
受賞の内容
「光退色後蛍光回復法を用いたラット単離心筋細胞の膜流動性の計測~T管膜構造の維持メカニズム解明に向けて~」
哺乳類の心筋細胞は、T管膜という細胞表面から内部に陥入する細胞膜を持ち、T管膜は心機能の維持に重要です。先行研究では、膜の脂質成分であるコレステロールを除去することによって、T管膜が崩壊する結果が報告されていますが、その詳細なメカニズムは不明です。そこで、膜流動性という力学特性の指標を光退色後蛍光回復法によって測定しました。その結果、T管膜では形質膜と比較して輝度の回復が遅く、流動性の低い膜である可能性が示されました。
受賞者のコメント
このたびはこのような賞をいただき大変光栄に思います。本受賞は、氏原准教授をはじめ中村教授、杉田教授、金子助教、医用生体工学研究室の先輩方のご指導とお力添え、そして仲間や家族の支えがあってこそ実現したものです。心より感謝申し上げます。 今後も研究に一層励み、さらなる高みを目指して努力を重ねてまいります。
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