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工学専攻材料機能プログラムの關山史門さんが軽金属溶接協会ポスター発表賞を受賞しました

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2025年8月18日掲載


受賞者

工学専攻材料機能プログラム (渡辺義見研究室)

關山史門

受賞名

軽金属溶接協会ポスター発表賞

(軽金属溶接協会)

受賞の内容

「パウダー式DED法で造形したTi-6Al-4V合金の組織におけるTiCヘテロ凝固核粒子添加の効果」

Ti-6Al-4V合金のパウダー式DED法による積層造形において、ヘテロ凝固核粒子としてTiCの添加を行ったところ、造形性の向上や組織の等軸粒化が認められた。従来は解析が困難であった微小な欠陥については、SPring-8の設備を用いた放射光X線CTによる解析により欠陥構造の可視化に成功した。積層造形中の組織変化に及ぼすTiCの影響について新たな知見が得られた。

受賞者のコメント

このたび、軽金属学会第148回春期大会において、軽金属溶接協会ポスター発表賞を頂くことができ、大変光栄に存じます。ポスターの作成・発表にあたり、指導教員である渡辺義見教授、佐藤尚教授、成田麻未助教,岸本拓磨助教をはじめ、日頃よりご指導・ご支援をいただいている研究室の皆様に、心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後もより一層、研究に真摯に取り組み、材料工学分野への貢献を目指してまいります。

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                     (写真提供:軽金属溶接協会)