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物質工学専攻の鈴木 達也さんが日本セラミックス協会第28回秋季シンポジウムにて特定セッション優秀講演賞を受賞しました。

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2015年10月 7日掲載


物質工学専攻の鈴木 達也さん(浅香研究室)が、日本セラミックス協会第28回秋季シンポジウムの特定セッション「先進的な構造科学と新物質開拓」にて、優秀講演賞を受賞しました。

 

特定セッション優秀講演賞とは

日本セラミックス協会秋季シンポジウムでは、先端的で注目度の高い研究分野における発表を「特定セッション」として特集しており、優秀講演賞はそれぞれの特定セッションで優秀な講演を行った若手研究者に贈られる賞です。

受賞研究テーマ

二重ペロブスカイト RBaCo2O5+δ (R = Sm, Eu, Gd) の構造相転移 

受賞研究内容

遷移金属酸化物は電気的、磁気的にユニークな性質を示す物質が多く、その性質の起因など謎に包まれている部分も多くあります。我々はそのような謎に対して結晶構造や微細構造を調べることで、解明しようとする研究を行っております。今回の発表では、固体酸化物燃料電池の電極材料としても期待されているコバルト酸化物において、100℃程度まで温度を上げると酸素イオンの移動を伴うような結晶構造の変化が観測されること、さらに、その構造変化が磁場により影響を受けることを報告しました。

suzuki_photo.jpg  

← 研究に使用した電子顕微鏡を操作する鈴木 達也 さん

 

日本セラミックス協会 公式ホームページ

http://www.ceramic.or.jp/

研究室ホームページ

http://crystals.web.nitech.ac.jp


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