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機能工学専攻 吉川大貴さんが日本流体力学会中部支部講演会優秀賞を受賞

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2015年12月 7日掲載


 機能工学専攻 吉川大貴さん(森西・玉野・山田研究室)が日本流体力学会中部支部講演会優秀賞を受賞しました。

受賞の内容:
前向きステップ周りのはく離乱流に対し、粒子画像流速計(PIV)を用いた実験および完全保存系差分スキームを用いた直接数値計算(DNS)を実行し、流れに生じるレイノルズ応力の逆勾配拡散現象の詳細を明らかにしました。今後、実験および計算により得られる流れのデータ解析により、前向きステップ周りの流れのメカニズムの解明が進むことで、ポンプやタービンなどの流体機械の騒音低減や省エネルギ化への貢献が期待されています。

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今後の抱負:
 今回このような賞を頂くことができ、非常にうれしく思います。先生方など研究室のメンバーのサポートのおかげでこの結果を得ることが出来ました。本研究は基礎的なものであり、すぐに工業的に応用することは難しいですが、それが可能となるよう着実に研究を進め、修士論文としてまとめていきたいと考えています。
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右端が吉川大貴さん


物質工学専攻 中村彰伸さんがBMB2015 若手優秀発表賞を受賞