未来材料創成工学専攻の吉田健人さんが日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞を受賞
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2015年12月18日掲載
未来材料創成工学専攻の吉田健人さんが、平成27年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞を受賞しました。
受賞の内容
有機化合物の異性体分離膜等としての応用が期待されているベータ型ゼオライトを対象に、分離膜としての機能発現に重要な組織形成挙動の解明に取り組み、 X線結晶回折解析や電子顕微鏡を用いた詳細な解析データを基に、 新たな結晶化メカニズムを提唱しました。
なお、本研究成果は、CRESTプログラム「精密分子ふるい機能の高度設計に基づく無機系高機能分離材料の創製」の一部として行われたものです。
吉田さん今後の抱負
今回の受賞は光栄なことですが、周りの方の多くの協力の下に得られた成果でございます。皆様に深く感謝申し上げます。今後は、今回得られたデータをきっかけに、未だ多く残るゼオライト結晶化メカニズムの不明点を解明したいと考えております。そして、更なるゼオライト材料の応用化を図っていきたいと思っております。
山田格助教がJournal of Thermal Science and Engineering Applications (JTSEA) 2015 Outstanding Reviewersを授与されました。 物質工学専攻の藤原貴彦さんが日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞を受賞