社会工学専攻 和田拓己さんが日本機械学会 生産システム部門にて優秀講演論文表彰を受けました
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2016年3月16日掲載
社会工学専攻 和田拓己さん(荒川雅弘研究室)が日本機械学会 生産システム部門にて優秀講演論文表彰を受けました。
受賞の内容:
近年の市場における顧客ニーズの多様化等により、製造現場は混流生産ラインによる生産を求められています。さらに平準化を行い、生産量を柔軟に変更することで需要変動に対応しています。しかし,従来の生産ラインの設計方法では生産量の変更を考慮していないため生産性が低下しています。そこで、平準化のための生産性を維持する生産ラインの設計方法を開発し、さらに作業場間の作業時間差によって仕掛り在庫量を削減する方法を提案しました。
今後の抱負:
今までは生産ラインの理論的な手法について開発を行ってきました。今後は、実際の製造現場での実用化のため、製造現場での生産ラインの運用方法について調査を行い、製造現場で生じている問題を明らかにしていきます。そして、生産ラインの運用方法を含んだ混流生産ラインにおける生産性向上のための設計方法の開発を行いたいと考えています。
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