創成シミュレーション工学専攻 Syukri SaniさんがIASTEM国際会議にて最優秀論文表彰を受賞
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2016年6月28日掲載
受賞者
大学院工学研究科 創成シミュレーション工学専攻
博士前期課程2年 Syukri Saniさん (北川啓介研究室)
受賞名
the IASTEM国際会議 最優秀論文表彰
国際会議名:International Academy of Science, Technology, Engineering and Management
受賞論文
Virtual Aided Design (VAD): Developing a Feasible Virtual Reality System for Architectural Design and Education
著者:Muhammad Syukri Bin Abdullah Sani, Keisuke Kitagawa, Karri Flinkman
当該論文は、現在の建築設計技術とは大きく異る極めて未来志向の仮想空間設計支援システムの実装化を目的としており、2016年9月から大学教員としてそのシステムを建築設計教育にも適用したいというSyukriさんの想いが詰まった論文です。最優秀論文表彰の受賞を経て、国際ジャーナルへの論文としても選抜を受け、掲載されることとなりました。
仮想支援設計による建築の設計と教育のための仮想現実システムの方法と目的
今後の抱負(Syukri Saniさんのコメント)
IASTEM国際会議の最優秀論文表彰を受賞できましたこと、私にとって大きな誇りです。はじめての国際会議への論文投稿と口頭発表でした。私の研究活動にて、とてもよいスタートがきれたことを、今後も継続して尽力してまいります。本賞の受賞には、北川啓介准教授のご指導とKarri Flinkmanのご助力の賜物です。また、IGPGE奨学金にてご支援いただきました名古屋工業大学、この未来志向の研究の遂行に際して後押ししてくださった家族へ、心より感謝いたします。そして、北川啓介研究室のメンバーには、研究の環境から議論の機会など、研究の成功へ導いてくださったことを、あらためて感謝いたします。本賞の内容である、仮想支援設計(VAD)が、これまでの建築の歴史が、その時代その時代に確実に発展を遂げてきたことと同様に、これからの建築の設計と教育において、建築が本来もつより創造的な可能性を更に切り開いていくことを望みます。
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