社会工学専攻の内藤直人さんが第21回計算工学講演会ベストペーパーアワードを受賞
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2016年9月 5日掲載
受賞者
社会工学専攻 内藤 直人 (前田研究室)
所属: 一般社団法人日本計算工学会
受賞名
第21回計算工学講演会ベストペーパーアワード
内藤さんの研究内容
研究目的は、落石対策インフラの長寿命化です。前田研究室は、従来、設計に見込まれることのなかった斜面上の"土"による落石運動エネルギー減衰効果に着目しました。本研究では,個別要素法(DEM)解析における解析パラメータの設定方法を提案し、"土"による落石運動エネルギー減衰効果の定量的評価を可能にしました。この研究成果は、合理的な落石対策インフラの設計・維持管理に貢献できます。
受賞理由:「研究の質・完成度が極めて高く、実用性も高く評価されました」
今後の抱負
この度は、名誉ある賞を受賞することができ、大変光栄に思います。前田健一教授、森河由紀弘助教、研究室メンバー、共同研究者の方々には、日頃から研究・実務に関する議論を通してご意見・ご指導を賜り、心より感謝しています。自然と共存する社会システムの構築に向けた、斜面防災技術の向上に貢献できるよう、今後も勉学と研究に励んで参ります。
佐野先生の研究成果が米国研究紹介ウェブサイトEurekAlert!に掲載されました TAM2016にて先進セラミックス研究センター所属学生がBest Oral Presentation Awardを受賞