TAM2016にて先進セラミックス研究センター所属学生がBest Oral Presentation Awardを受賞
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2016年8月24日掲載
受賞者
未来材料創成工学専攻 加藤 邦彦 (白井研究室)
未来材料創成工学専攻 GUO CHEN (藤研究室)
受賞名
Best Oral Presentation Award
TAM2016 (The Tech-connection of Advanced Materials) on 16th-19th August, 2016, in China
加藤さんの研究内容
白井研究室では、化学反応を利用した無機ポリマーの形成により焼成過程を経ない無焼成セラミックスの研究を行っています。100℃以下という非常に低温下で作製することができるため、セラミックス製造時のコスト削減及びに環境負荷に大いに貢献する技術であるといえます。今回は、難溶性の廃棄物系粒子に対してメカノケミカル処理を施し粒子の表面改質・活性化により化学安定性を変化させ、アルカリ溶液の低濃度化を目指すとともに固化体強度への影響を調査した結果を紹介させていただきました。
今後の抱負
指導教員である白井先生およびに研究室スタッフの方々およびに学生らの御協力に感謝申し上げるとともに、このような賞を頂くことができ大変光栄に思います。これを糧として今後一層研究に励むとともに、研究分野のさらなる発展に貢献していけるように論文投稿という形で成果として残していきたいと考えています。
GUO CHENさんの研究内容
藤研究室では、シリコーンエラストマーに誘電性や導電性などの電気機能性を付与した複合材料の研究を行っています。こうした複合材料は色んな電気性能を有するだけでなく、優れた柔軟性もその特徴の一つであり、アクチュエータやセンサーなどに幅広く応用されています。今回は、シリコーンに分散しにくいチタン酸バリウムの表面活性化と改質によりその分散性を向上させ、高い誘電率を持つ複合エラストマーを作製し、振動や衝撃などを探知できるセンサーでの応用研究を紹介させていただきました。
今後の抱負
指導教員である藤先生および研究室スタッフの方々や学生らの御協力に感謝を申し上げるとともに、このような賞を頂くことができ大変光栄に思います。今後は電気機能性複合エラストマーの性能を向上させるとともに、更なる分野での応用を発展させ、論文や特許の形で成果をあげていきたいと思います。
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