情報工学専攻の林里奈さんが第17回日本感性工学会大で優秀発表賞を受賞しました
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2017年4月21日掲載
受賞者
情報工学専攻 博士後期課程 林里奈 (加藤昇平研究室)
受賞名
第17回日本感性工学会大会 優秀発表賞
受賞の内容
ふれあいを通して癒しを得るロボット・セラピーにおいて、触覚刺激は非常に重要です。子供からお年寄りまで、幅広い世代のユーザが密にふれあい、多くの触覚刺激を与えるためには、小型・軽量なロボットの開発が必要になります。本研究では、人工筋肉の自己伸縮性を利用した小型・軽量なアクチュエータを搭載した猫型ロボット「ちょぼにゃん」を開発し、その動作が外観から受ける印象を阻害していないか、同じ外観のぬいぐるみと比較検証しました。その結果、ぬいぐるみと比較して親密性が有意に高くなることを確認しました。
今後の抱負
初めての学会発表でこのような賞をいただき、誠に光栄です。人工筋肉は扱いが難しく、ロボットとして結実させるまでに1年を費やしましたが、ようやくロボット・セラピー評価のスタートラインに立てました。今後は、いかにセラピー効果を向上させるか、その要素の抽出に向けて、研究を進めてまいります。
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