生命・応用化学専攻の三浦淳弘さんが第26回無機リン化学討論会若手優秀研究発表賞を受賞しました。
2017年08月31日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻 三浦淳弘(春日研)
(写真・右端)
受賞名
第26回無機リン化学討論会若手優秀研究発表賞
日本無機リン化学会
受賞の内容
環境セラミックス分野・春日研究室では、体内で溶けやすく、生体に害のないリン酸塩ガラスを用いた「骨を治療する材料」の研究を行っています。本発表で一定量のケイ素イオンを導入するとリン酸塩ガラスの構造が大きく変化し、ガラスの溶解性を制御できることをはじめて明らかにしたことが評価されました。
今後の抱負
この度、このような賞を受賞することができ、大変光栄に思います。この研究は、骨再生を促す新しい製剤としての応用が期待されています。さらに応用に近づけられるよう、より深化させ、ジャーナル論文としてまとめたいと考えています。