生命・応用化学専攻の赤木琢真さんが日本セラミックス協会第30回秋季シンポジウムでPresentation Fighting-spirit Awardを受賞しました。
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2017年10月18日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻 赤木琢真(白井研究室)
受賞名
Presentation Fighting-spirit Award
日本セラミックス協会第30回秋季シンポジウム
受賞の内容
発表内容:「加熱下における水酸アパタイトの構造変化とラジカル生成挙動」
現行の排ガス対策の一つに、貴金属を用いた触媒分解法が挙げられます。近年では高価な貴金属に代わる安価な排ガス浄化材料が求められており、当研究室では水酸アパタイトに注目しました。既往研究から、水酸アパタイトは250~400℃にて排気ガスを酸化分解する作用を持つことが確認されており、本研究では水酸アパタイトを加熱しながら、構造分析を行うことで反応機構の分析を図りました。排ガス浄化に寄与すると考えられるラジカルの生成挙動とアパタイトの構造変化について調査した内容を発表しました。
今後の抱負
本研究のご指導を頂いた白井准教授をはじめとして、研究室スタッフ、学生の方々へ誠に感謝申し上げます。今回このような賞を頂けたことを大変嬉しく思います。そしてこの受賞を励みとして、今後研究分野の発展を目指し、多くを学び、日々尽力していきたいと思います。
創成シミュレーション工学専攻の市川裕詞さんが日本音響学会の2017年春季研究発表会で学生優秀発表賞を受賞しました。 生命・応用化学専攻の遠藤卓さんと竹本嘉透さんが錯体化学若手の会 夏の学校2017で最優秀ポスター賞と優秀ポスター賞を受賞しました。