生命・応用化学専攻の竹本嘉透さんが錯体化学会第67回討論会で学生講演賞(ICF賞)を受賞しました。
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2017年11月 1日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻 竹本嘉透(小澤・猪股研究室)
受賞名
第67回討論会学生講演賞(ICF賞)
錯体化学会第67回討論会選考結果
受賞の内容
「電子供与性配位子を用いたコバルト錯体を用いた高効率アンモニア合成」
当研究室では、ハーバー・ボッシュ法に代わる新規アンモニア合成を目指し、遷移金属錯体を用いたアンモニア合成触媒の開発を行っています。本発表では、電子供与性であるイミノホスホラン部位を有するコバルト錯体の性質を様々な測定により明らかにし、この錯体が窒素分子をアンモニア分子に高効率で変換する触媒となることを示したことが評価されました。
今後の抱負
講演賞、また英国王立化学会からInorganic Chemistry Frontier賞という栄誉ある賞をいただくことができ、大変光栄に存じます。このような賞をいただけたのは、増田先生、小澤先生、猪股先生をはじめ、日夜議論を交わしてきた研究室のメンバーのおかげです。心より感謝致します。今後も、より高性能なアンモニア合成触媒を目指し、アグレッシブに実験に取り組み、初心を忘れず化学を楽しんでいきたいと思います。
橋本佳特任研究員が2016年度音声研究会研究奨励賞を受賞しました 創成シミュレーション工学専攻の市川裕詞さんが日本音響学会の2017年春季研究発表会で学生優秀発表賞を受賞しました。