建築デザイン工学科の山口洸貴さん、長谷川理恵さん、大見祐人さんが2017年度JIDA中部ブロックデザイン賞を受賞しました。
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2018年3月19日掲載
受賞者・受賞名
最優秀賞
建築・デザイン工学科 山口洸貴(須藤正時研究室)
優秀賞
建築・デザイン工学科 長谷川理恵(藤岡伸子研究室)
ローランドDG賞
建築・デザイン工学科 大見祐人(井上雅弘研究室)
作品紹介
最優秀賞:山口洸貴「そろばんを用いたボードゲーム」
時を超えて親しまれる遊びをテーマにそろばんの機能を駒に組み込んだボードゲームを制作しました。駒自体が3桁のそろばんの機能を持っているため、駒の情報が千通り変化し今までのボードゲームにはない汎用性や展開性を実現しました。
優秀賞:長谷川理恵「糸かけ」
「様々な素材の糸で座面の装飾を楽しむ」をコンセプトに椅子の座面を制作しました。
普通、座面は平面的な布を張り替えるだけですが、今回は意匠性に富んだ糸、耐久性の ある丈夫な糸、通気性や保温性など気候に適した糸を組み合わせて巻きつけ、自由に張り替えることで模様や質感を楽しむことができる座面を目指しました。
ローランドディージー賞:大見祐人「音と光りを楽しむウェアラブルデバイス」
「色を音に変換する」ことで「音に触れるきっかけ」となることを目標にウェアラブル楽器デバイスを制作しました。手をかざし抽出した色を音と光に変換することでデジタルならではの予期せぬサウンドを生成しつつ、音を生み出す楽しみを体験できます。
今後の抱負
山口洸貴さん
このボードゲームは汎用性が売りなので、今後は新しい遊び方の開発や、カードやサイコロといった外部の要素を組み合わせた遊び方の模索などより魅力的な遊びになるようブラッシュアッップをしていきたいです。
長谷川理恵さん
卒業後はインテリア業界の職に就き、実際に商品となる製品の企画の仕事に携わることになります。今後はよりユーザーのことを考え、生活を豊かにするインテリア製品を提案できるよう精進していきたいです。
大見祐人さん
この作品はまだプロトタイプ段階だと思っています。さらなる技術の進歩と活かし方次第で、目の見えない方が色を感じることができたり、写真や色のイメージを思い出として共有できる技術となったり、色の可聴化による新たな表現が可能になったり、さらなる豊かさを生み出すことができると考えています。
電気・機械工学専攻の川口智弘さんがライフサポート学会奨励賞を受賞しました。 電気・機械工学専攻の安田洸平さんが日本材料学会東海支部第12回学術講演会で優秀講演賞(学術分野)を受賞しました。