生命・応用化学専攻の前田晋朔さんがIFAAP 2018でSTUDENT POSTER Bronze Prize Awardを受賞しました。
Campus life
学生生活
2018年6月19日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻(柿本研究室)
前田 晋朔
受賞名
2018 ISAF-FMA-AMF-AMEC-PFM Joint Conference (IFAAP 2018)
STUDENT POSTER Bronze Prize Award
IFAAP 2018
受賞の内容
「Defect Charge Behavior in the Vicinity of Domain Walls」
電圧を加えると体積が変わる圧電体はインクジェットノズル等に応用されていますが、繰り返し使用することで性能が劣化することが問題となっています。これは結晶格子中の欠陥によるものだとされていますが、それを観察した例はありません。受賞研究では圧電応答顕微鏡を用いることで、観察像中の白い線の箇所に酸素欠陥の層を発見しました。これによって疲労現象の解明が期待されます。
今後の抱負
このような栄えある賞を頂き、大変嬉しく思います。日々熱心にご指導して下さった柿本教授と渕上助教、そして活発な議論をしてくれた研究室のメンバーのおかげです。
これを糧に、長年結論付けられていない疲労現象に対して楔を打ち込めるよう、精進していきます。
生命・応用化学専攻の井田寛人さんが22nd International Symposium on Analytical & Applied PyrolysisでYoung Scientist Awardを受賞しました。 情報工学科の坂元律矛さんが2017年度未踏IT人材発掘・育成事業の「スーパークリエータ」に認定されました。