情報工学専攻の福田和彰さんと加藤昇平教授がIEEE GCCE 2018 Outstanding Student Paper Awardを受賞しました。
Campus life
学生生活
2018年11月 5日掲載
受賞者
情報工学専攻(加藤研究室)
福田 和彰
大学院工学研究科 教授
加藤 昇平
受賞名
IEEE GCCE 2018 Outstanding Student Paper Award
2018 IEEE 7th Global Conference on Consumer Electronics
受賞の内容
近年増加しているエージェントシステムとの対話円滑化のために、より親しみやすい対話エージェントの需要が高まっています。本研究では人間らしさの観点からこの課題に注目し、エージェントに感情や嗜好を持たせそれを対話に応じて変化させることで人格を持っているように感じさせる手法を提案/検討しています。また,本手法を実装した対話エージェントを用意し対話実験を行いました。この実験により,「楽しめそう」「好き」「また会いたい」の項目において有意差が確認できました。また,因子分析の結果から提案手法によりエージェントの親近性が向上する可能性が示唆されました。
提案手法に基づく対話のながれ
提案エージェントの感情表出例
(左:Delighted、右:Annoyed)
今後の抱負
本研究は親しみやすさを向上させる手法を提案したものです。今後は新たなモデルやエージェントシステムを検討し、より良い手法の開発に取り組んで参ります。
中林功一名誉教授が、平成30年秋の叙勲を受章されました。 情報工学科の劉杉さんがプログラム国際競技会PRIANAC「Social Welfare Category」で優勝しました。