生命・応用化学専攻の重村竣太さんが第8回CSJ化学フェスタ2018で最優秀ポスター発表賞を受賞しました。
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2018年11月28日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻(神取研究室)
重村 竣太
受賞名
第8回CSJ化学フェスタ2018最優秀ポスター賞(CSJ化学フェスタ賞)
「カチオンチャネルロドプシンGt_CCR4のイオン輸送特性評価とオプトジェネティクスへの応用」
第8回CSJ化学フェスタ2018
受賞の内容
CSJ化学フェスタは、参加者が3000人を超える会議であり、今年は1032件の学生ポスター発表が行われました。その結果、9件の最優秀ポスター発表賞(および184件の優秀ポスター発表賞)が決定しましたが、本学から2名の学生が最優秀ポスター発表賞を受賞しました。物理化学分野で受賞した重村さんの受賞内容は以下の通りです。
オプトジェネティクス(光遺伝学)とは、光受容タンパク質を生体に導入することで、光により生命活動の制御を行うことができる画期的な技術です。重村さんは、神取研究室が2017年に発見した新規イオンチャネル分子Gt_CCR4の詳細な機能解析を、電気生理学的手法により行いました。その結果、Gt_CCR4は従来のチャネルロドプシンよりもパワフルかつ、生体内での応用に適したイオン種を透過することを実証しました。
今後の抱負
今回、このような素晴らしい賞を受賞でき、大変嬉しく思います。このような賞を頂くことができたのは、日頃から指導してくださる先生方や切磋琢磨し合える研究室の仲間達、そして、研究に注力できるように支えてくれている家族のお陰です。卒業まで残り1年半。全ての人への感謝の気持ちを忘れず、オプトジェネティクスの一層の発展に貢献できるよう尽力して参りたいと思います。
賞状を持つ重村君、指導者の角田 聡客員准教授とともに
仁科健名誉教授・川村大伸准教授・石井成助教が、日経品質管理文献賞を受賞しました。 生命・応用化学専攻の平野裕斗さんが第8回CSJ化学フェスタ2018で最優秀ポスター発表賞を受賞しました。