生命・応用化学専攻の緒方沙映さんが第49回中部化学関係学協会支部連合秋季大会でオレオ奨励賞を受賞しました。
Campus life
学生生活
2018年12月10日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻(山本研究室)
緒方 沙映
受賞名
第49回中部化学関係学協会支部連合秋季大会(中化連、2018)一般研究発表(油化学)オレオ奨励賞
第49回中部化学関係学協会支部連合秋季大会(名古屋)
受賞の内容
「カチオン性/カチオン性混合界面活性剤における水溶液物性」
本表彰は、中化連秋季大会での学生による一般研究発表において、油化学関連の研究者の育成と研究の活性化のため、東海支部内において学生発表の場を設け、優秀な発表に対してオレオ奨励賞を授与するものです。
界面活性剤は水中で様々な自己集合体(ミセル、ベシクル、ラメラ等)を形成し、それら集合体の構造間移行はドラッグデリバリーシステム等への応用の可能性から注目を集めています。また、温度やpHなどの外部刺激による構造間移行についても、今日広く研究が行われています。今回私たちは、2種類のカチオン性界面活性剤の混合溶液において、混合比や温度を調節することで、ミセルーベシクル構造間の移行が達成できることを報告しました。
なお、この研究において、産学官金連携機構設備共用部門の櫻井陽子博士と武井美幸氏に協力をいただきました。
今後の抱負
このような賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。今回の受賞を励みとし、引き続き自身の研究をより深く追究していきたいと思っています。
情報工学専攻の古田翔太郎さんがIEEE CIS Japan Chapter Young Researcher Awardを受賞しました。 川島龍太助教、 松尾啓志教授が、IEEE NFV-SDN 2018 Best Paper Awardを受賞しました。