国立大学法人名古屋工業大学

文字サイズ
検索

就職・キャリア・学生生活

ホーム > 就職・キャリア・学生生活 > 名工大キャンパスニュース一覧 > 都市社会工学科の藤井健さんが2018年度日本水環境学会年会 年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)を受賞しました。

都市社会工学科の藤井健さんが2018年度日本水環境学会年会 年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)を受賞しました。

2019年03月11日掲載


受賞者

都市社会工学科(吉田研究室)
藤井 健

受賞名

2018年度日本水環境学会年会 年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)
日本水環境学会 ライオン賞

190311Yoshida1.jpg

受賞の内容

我々は、2018年度日本水環境学会年会において「流れ制御が微生物による下水からの電流生産に与える影響評価」というタイトルでポスター発表を行い、年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)を受賞しました。本研究は、微生物燃料電池を用いた下水処理を行う際に、反応面近傍の流速が電流生産量に大きく影響することを定量的に示したものです。

今後の抱負

日本はパリ協定において2050年には80%のCO2削減を達成すると約束しています。2050年と言えば、私たちが50歳くらいになるときで、時間があるようでないように思います。我々の研究室は、下水道をエネルギー自立化することが現代の温暖化社会を生きる下水道研究者の使命であると考えています。微生物燃料電池は廃バイオマスを直接電力に転換できる夢のある技術ですが、技術的課題が多く実装に至っていません。まずは私たちが活発に研究を推進し、微生物燃料電池のみならず他の競合技術とも切磋琢磨し、下水道のエネルギー自立化を是非とも果たしたいと考えています。

ページトップへ