電気・機械工学専攻の立花弘貴さんがThe IEEE 2019 International Conference on Mechatronics (ICM2019), Best Student Paper Award (Second Place)を受賞しました。
2019年04月10日掲載
受賞者
電気・機械工学専攻(前田研究室)
立花 弘貴
受賞名
The IEEE 2019 International Conference on Mechatronics (ICM2019), Best Student Paper Award (Second Place)
IEEE ICM 2019
受賞の内容
Title: "Comparisons of Frequency Response Function Identification Methods using Single Motion Data: Time- and Frequency-domain Approaches"
Authors: H. Tachibana, N. Tanaka, Y. Maeda, and M. Iwasaki
前田研究室では,各種産業サーボシステムの高速・高精度運動制御に関する研究を精力的に推進しており,受賞論文では高精度な運動制御の実現に際して不可欠となるシステム同定について発表しました。当研究室で提案するシステム同定法は,例えば一回のステップ応答データから制御対象の高精度な周波数応答関数を同定することが可能であり,論文中では産業界で広く利用されている従来技術との理論的かつ実験的な比較評価によって提案法の有効性を明らかにしました。
今後の抱負
卒業間際にこのような賞をいただき,これから始まる社会人生活に向けて自信を持てる良い機会となりました。また,本研究に多大なサポートをしていただいた担当教員・研究室の皆様には心より御礼申し上げます。今後は名工大で学んだ知識や経験を活かして,社会にイノベーションを起こせるエンジニアを目指していきたいと思います。