物理工学専攻の都築貴寛さんがBest Poster Presentation Award, The 5th International Conference on Molecular Simulation (ICMS 2019)を受賞しました。
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学生生活
2019年11月18日掲載
受賞者
物理工学専攻(尾形研究室)
都築 貴寛
受賞名
Best Poster Presentation Award, The 5th International Conference on Molecular Simulation (ICMS 2019)
ICMS 2019
受賞の内容
Liイオン二次電池は利用範囲の拡大を目指し更なる改良が期待されています。本研究では、尾形研で独自開発した電子状態計算コード(DC-RGDFT)をスパコン上で大規模に運用した第一原理分子動力学シミュレーションにより、次世代の正極材料の候補であるキノン分子内包カーボンナノチューブについて、その電子構造や原子配置、チューブ内でのLiイオンの移動など、実験では観察し難いことを、理論的に明らかにすることに成功しました。
今後の抱負
このような素晴らしい賞をいただき大変光栄に思っています。ご指導ご教授いただいている尾形修司先生をはじめ日々議論を重ねてきた研究室の仲間、実験結果を教えていただいた本学の川崎晋司先生と石井陽祐先生、また研究生活を支えてもらっている家族に心から感謝します。今後も、様々な材料の研究開発に貢献できるよう邁進していきたいと思います。
電気・機械工学専攻の山口陽平さんが第67回レオロジー討論会優秀ポスター発表賞を受賞しました。 松井信行 元学長が、令和元年秋の叙勲を受章されました。