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生命・応用化学科の加藤玲奈さんが2019年度 日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会にて優秀講演賞を受賞しました。

2019年12月05日掲載


受賞者

生命・応用化学科岩本・本多・大幸研究室

加藤 玲奈

受賞名

2019年度 日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞

日本セラミックス協会東海支部

受賞の内容

「SiOCH系有機無機ハイブリッド膜の合成と水素選択透過特性評価」

 近年注目を集めている太陽光をエネルギー源として光触媒により水を分解し水素を得るソーラー水素製造システムでは、水素とともに生成する酸素を低温かつ水共存下で効率よく分離する必要があります。
 NEDO人工光合成プロジェクトの研究開発の一環として、本研究室で開発された優れた水素選択透過性と耐水性を有するSiCH系無機有機ハイブリッド膜の一層の分離膜機能特性の向上を目的として、従来のマクロポーラスα-Al2O3支持体上の親水性γ-Al2O3中間層に置き換わる、高耐水性と水素透過性を併せ持つSiOCH系層の形成に成功しました。 

191203学生の受賞(岩本研)図1.png

今後の抱負

 この度、このような賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。今回の成果は、ご指導いただいた岩本先生、本多先生、大幸先生、そして研究室の方々のご支援の賜物と、心より感謝しております。これを機にさらなる努力を重ね、水素社会実現に貢献できるよう、精進してまいります。

加藤玲奈賞状〔2〕.JPG

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