生命・応用化学専攻の渡邉裕介さんが第46回炭素材料学会年会でポスター賞を受賞しました。
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2020年1月23日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻(川崎研究室)
渡邉 裕介
受賞名
ポスター賞
受賞の内容
「太陽光水素生成のための貴金属を使用しないナノカーボン複合体触媒の開発」
現在の水素生成では化石燃料を用いているので二酸化炭素排出など地球温暖化が懸念されています。そこで、太陽光による水素生成はクリーンで環境に優しいことから注目が集められています。本研究では、有機半導体のエピンドリジオン(EPI)とナノカーボンを複合化させた材料を開発し、太陽光を照射させることで水素を発生させることに成功しました。また、助触媒として金属超微粒子を用いた際の電気化学測定によって高価な白金に代わる金属種を発見したことも評価されました。
今後の抱負
この度は、このような賞を受賞することができ大変光栄に思います。このポスター賞を受賞できたことは、ひとえに自分のみの力では不可能だと思っています。日頃からご指導ご鞭撻してくださった川崎先生、石井先生、そして何より日頃から支え合った研究室の仲間の協力があったおかげだと思っています。本当に感謝しています。今後も研究に尽力し、研究室に貢献できるよう頑張っていきたいです。
社会工学専攻の津田健太さん、淺井健矢さんが第7回ヒューリック学生アイデアコンペで最優秀賞を受賞しました。 社会工学専攻の加藤友希さんがNSET 2020 Distinguished Paper Awardを受賞しました。