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社会工学専攻の吉岡慎平さんが2019年度日本建築学会大会(北陸)学術講演会構造部門(鉄骨構造)若手優秀発表賞及び同学会東海支部学生優秀学術講演賞を受賞しました。

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2020年7月 3日掲載


受賞者

社会工学専攻 (佐藤研究室)

吉岡 慎平

受賞名

2019年度日本建築学会大会(北陸)学術講演会構造部門(鉄骨構造)若手優秀発表賞

日本建築学会鋼構造運営委員会

2019年度日本建築学会東海支部学生優秀学術講演賞

日本建築学会東海支部学生優秀学術講演賞

受賞の内容

2019年度日本建築学会大会(北陸)学術講演会構造部門(鉄骨構造)若手優秀発表賞
『軸方向圧縮力と単調一端曲げモーメントを受ける細幅H形断面鋼柱の耐力評価』

 鋼構造柱部材の設計では、その耐力が正しく評価される必要があり、さらに塑性化を期待する場合には、担保できる塑性変形能力が明示されている必要があります。しかし、現行の学会指針に規定される評価式の妥当性については十分な検証がなされていません。そこで本研究では、評価式の妥当性の検証および実験データの収集を目的とし、鋼構造柱部材の実験を行いました。


2019年度日本建築学会東海支部学生優秀学術講演賞

『軸方向圧縮力と繰り返し一端曲げモーメントを受ける細幅 H 形鋼柱に関する実験的研究』

 鋼構造柱部材の設計では、その構造性能を正しく評価し担保できる性能が明示されている必要があります。しかし、現行の学会指針に規定される構造性能評価式の妥当性については十分な検証がなされていません。そこで本研究では、実験データの収集および評価式の妥当性を明らかにするために、地震時に柱部材が受ける外力を想定した鋼構造柱部材の実験を行いました。

装置.jpg

実験装置

今後の抱負

 
 この度はこのような2つの賞をいただき、大変光栄に思います。
 これらの研究を通して、鋼構造柱部材の性能評価に関する新たな課題も見つけられ、非常に有意義な研究となりました。
 受賞したことは大きな励みとなり、今後も研究活動に精進していく所存です。

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