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工学専攻創造工学プログラムの三輪 直登さんが第67回構造工学シンポジウム優秀講演賞を受賞しました。

2021年07月30日掲載


受賞者

工学専攻創造工学プログラム 永田 和寿研究室

三輪 直登

受賞名

第67回構造工学シンポジウム優秀講演賞

土木学会構造工学委員会 論文集編集小委員会

受賞の内容

「標高差を考慮した逆距離加重法による鋼桁の結露発生評価に関する検討」

鋼橋の腐食の原因の一つに、鋼桁に発生する結露がある。既往の研究では、観測所の気象データから対象地点の気象データを評価する逆距離加重法を用いて、対象鋼橋の結露発生評価を行ってきたが、観測所と対象地点の標高差が大きいと評価誤差が大きくなるという課題があった。そこで本研究では、標高差を考慮した修正式(標高修正式)を用いた新たな逆距離加重法を提案し、対象鋼橋の結露発生評価を行った。結果、従来の逆距離加重法よりも精度よく結露発生状況を評価することができた。

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図-1 標高修正のイメージ

 

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図-2 対象鋼橋の結露発生評価

今後の抱負

今回、鋼構造シンポジウムに続き、構造工学シンポジウムにおいても優秀講演賞を受賞できたことを大変嬉しく思っております。研究室の活動や卒論発表などにおいて重ねてきた発表練習の成果が存分に発揮できた結果だと感じております。今後は修士論文発表に向けて、本研究の更なる発展に向けて努力するとともに、後輩にも発表の技術などを伝授したいと考えております。

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