生命・応用化学専攻の杉浦 雅大さんが第21回日本蛋白質科学会年会ポスター賞を受賞しました。
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2021年8月10日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻 (神取 秀樹研究室)
杉浦 雅大
受賞名
第21回日本蛋白質科学会年会ポスター賞
受賞の内容
「New color turning residue discovered from enzyme rhodopsins」
ロドプシンは光受容膜タンパク質として知られ、近年光遺伝学において最もよく使用されているツールです。光遺伝学では光で生体反応を制御しますが、そのツールには機能の差別化のため吸収波長のバリエーションが求められます。本研究では、新たに発見された酵素ロドプシンの紫外可視分光測定を行い、吸収波長に違いがあることを発見しました。そして、吸収波長に大きく寄与すると考えられるレチナール(発色団)近傍のアミノ酸残基を比較することで、これまでに報告の無い未知の波長制御残基を見出すことができました。
今後の抱負
この度は第21回日本蛋白質科学会年会よりポスター賞を賜りましたこと、大変光栄に存じます。このような形で本研究を評価していただいたことは非常にうれしく、モチベーションが向上いたしました。多大なご指導・ご鞭撻を賜った指導担当の先生方はじめ、研究室の仲間、関係者の方々に深く感謝いたします。今後は、研究はさることながら、研究者若手の会の運営といった研究以外の方面においても活動し、本研究分野ならびに若手研究を盛り上げていけるよう日々邁進していく所存です。
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