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工学専攻創造工学プログラムの小倉 和樹さん、工学専攻生命・応用科学系プログラムの藤田 和樹さんが第55回有機反応若手の会ポスター講師賞を受賞しました。

2021年09月08日掲載


受賞者・受賞名 

第55回有機反応若手の会

ポスター講師賞

 工学専攻創造工学プログラム 小倉 和樹

 工学専攻生命・応用科学系プログラム 藤田 和樹

中村 修一研究室

第55回有機反応若手の会

受賞の内容

小倉 和樹 「不斉ビニロガスマンニッヒ反応によるキラルプロパルギルアミンの合成法開発」

有用な合成中間体であるキラルプロパルギルアミンの新規合成法として、アルキニルケチミンへのビニルケテンシリルアセタールによる不斉ビニロガスマンニッヒ反応の開発に着手しました。その結果、ピリジンビスイミダゾリン-亜鉛触媒(Pybim-Zn)を用いることで高立体選択的な反応開発に成功しました(Scheme 1)。

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藤田 和樹 「2H-アジリンを求電子種とした連続四置換不斉炭素を有するアジリジン合成」

光学活性なアジリジン骨格は生物活性物質中に遍在する有用な構造であり、その合成手法の一つとして2H-アジリンへの不斉求核付加反応が挙げられます。本研究では、2H-アジリンに対する触媒的不斉オキサゾロン付加反応を行い、構築の難しい連続四置換不斉炭素を有するアジリジン合成法の開発に成功しました。

fuji-fig.jpg

今後の抱負

 
小倉 和樹さん
 
今回、このような賞をいただいたことを大変光栄に思います。この受賞は、中村先生をはじめとする研究室のメンバーの協力があってこそのものであり、心から感謝申し上げます。私は、博士後期課程への進学を決意しており、今後とも研究活動を通じて様々なことに挑戦していきたいと思います。
 
ogu.jpg

藤田 和樹さん

この度、このような賞を頂くことができ、大変嬉しく思っております。私が受賞することができたのは、指導教員である中村先生や研究室のメンバーなど、多くの方々の協力のおかげです。皆様に心より感謝申し上げます。この嬉しさを糧に、今後も新規反応の開発を目指して精進していきます。

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