工学専攻社会工学系プログラムの加藤 拡さんがANQ2021 Best Paper Awardを受賞しました。
Campus life
学生生活
2021年11月11日掲載
受賞者
工学専攻社会工学系プログラム (川村 大伸研究室)
加藤 拡
受賞名
The 19th ANQ(Asian Network for Quality)Congress 2021
Best Paper Award
受賞の内容
「Efficient selection of additional experimental points in the search for the optimum points」
設計や製造段階において最適条件を探索する実験では、最初に一括して実験を行うことが従来のやり方でした。しかし近年では、最初に小規模な実験を実施しておき、必要であれば追加実験を行うことで最適解を探索する手法が注目されています。その代表的な手法としてベイズ最適化がありますが、先行研究から追加実験回数が安定しない、または最適解に到達しない危険性があることに着目し、本研究では、最適計画とベイズ最適化を組み合わせた効果的かつ効率的な追加実験点の探索方法を提案しました。
今後の抱負
この度は、このような賞を受賞でき大変光栄に思います。本受賞は、指導教員である川村大伸先生、研究室のメンバーをはじめとした多くの方々の支援によるものであると考えています。心より感謝申し上げます。今後も提案手法の更なる検討を行い、有用性と汎用性を示します。そして、研究分野の発展に少しでも貢献できるように精進して参ります。
工学専攻創造工学プログラムの後藤 真矢子さんが日本金属学会2021年秋期(第169回)講演大会 優秀ポスター賞を受賞しました。 尾中 証 名誉教授が、令和3年秋の叙勲を受章しました。