工学専攻生命・応用化学系プログラムの今田 剛さんが第52回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 オレオ奨励賞を受賞しました。
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2021年12月 7日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (山本 靖研究室)
今田 剛
受賞名
第52回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 オレオ奨励賞
受賞の内容
「直鎖脂肪酸塩・二鎖型カチオン性界面活性剤混合系におけるオイルゲル化効果」
本表彰は、中化連秋季大会での学生による一般研究発表において、油化学関連の研究者の育成と研究の活性化のため、東海支部内において学生発表の場を設け、優秀な発表に対してオレオ奨励賞を授与するものです。
有機溶媒や植物油に添加することで、固化させる物質をオイルゲル化剤と呼び、化粧品や医薬品等へ応用されています。オイルゲル化剤の中でも、界面活性剤を用いたものは、比較的安価であり、ゾル-ゲル転移を熱可逆的に行えるという特徴があります。今回私たちは、直鎖脂肪酸塩が形成するオイルゲルについて、二鎖型カチオン性界面活性剤を添加することで、ゲル化能力が向上することを報告しました。
今後の抱負
このような賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。今回の受賞を励みとし、引き続き自身の研究をより深く追究していきたいと思っています。
片山 詔久 日本油化学会 東海支部 支部長(左) と今田 剛さん(右)
平田 晃正 教授が、2021年度高柳健次郎業績賞を受賞しました。 工学専攻創造工学プログラムの伊藤 愛さんが生体医工学シンポジウム2021 ベストリサーチアワードを受賞しました。