工学専攻創造工学プログラムの伊藤 愛さんが生体医工学シンポジウム2021 ベストリサーチアワードを受賞しました。
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学生生活
2021年12月 6日掲載
受賞者
工学専攻創造工学プログラム (医用生体工学研究室(中村・杉田・氏原研究室))
伊藤 愛
受賞名
生体医工学シンポジウム2021 ベストリサーチアワード
受賞の内容
「水生、半水生、陸生カエルにおける心室の耐圧性と組織構造の違い」
脊椎動物の心臓は、進化の過程で多くの変化と適応を遂げてきました。脊椎動物で初めて上陸した両生類に着目し、水生、半水生、陸生のカエル心室を比較したところ、水生、半水生に比べて陸生のカエル心室の耐圧性が高いことが分かりました。脊椎動物は、重力負荷の増大する陸上生活に適応する過程で、血液拍出量の増大や血圧上昇に対応するために、耐圧性の高い心室へ進化させ、高いポンプ能力を獲得したのかもしれません。
今後の抱負
この度は、素晴らしい賞をいただき大変光栄です。今回の受賞は、日頃から熱心にご指導してくださる中村教授、杉田准教授、氏原准教授をはじめとする研究室の皆様や多くの方々のサポートによるものです。この場をお借りして心より御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も生体医工学分野の発展に貢献できるよう研究をより進めて参ります。
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