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工学専攻(生命・応用化学領域)の小倉 和樹さんが日本薬学会第142年会 学生優秀発表賞を受賞しました。

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2022年5月12日掲載


受賞者

工学専攻(生命・応用化学領域) 中村 修一研究室

小倉 和樹

受賞名

日本薬学会第142年会 学生優秀発表賞

日本薬学会第142年会 学生優秀発表賞

受賞の内容

「無保護ケチミン類による光学活性α-アミノホスフィン類の不斉合成研究」

生物活性物質に頻出するα-アミノホスホニル化合物を合成する手法として、無保護ケチミンとホスフィンオキシドを用いた環境調和性に優れた反応開発を達成しました。四置換不斉炭素を持つα-アミノホスホニル化合物の合成法として世界初の不斉反応であり、研究室独自に開発されたイミダゾリン触媒を用いることで、高立体選択的な反応制御が可能であることを見出しました。

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今後の抱負

このような賞をいただき、大変光栄に思います。中村先生をはじめとする研究室のメンバーとのディスカッションを通して研究をブラッシュアップし、このような賞をいただくことができました。心から感謝申し上げます。今後とも開拓心を持ちながら研究活動を楽しみたいと思います。

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工学専攻生命・応用化学系プログラムの高橋 孝介さんが第86回日本生化学会中部支部例会 奨励賞を受賞しました。