工学専攻生命・応用化学系プログラムの関口 佳希さんが日本セラミックス協会第35回秋季シンポジウム 優秀講演奨励賞を受賞しました。
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2022年10月26日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (大幸 裕介研究室)
関口 佳希
受賞名
日本セラミックス協会第35回秋季シンポジウム 優秀講演奨励賞
受賞の内容
「6配位Siを導入したリン酸塩ガラス電解質の耐水性とガラス/アノード接合」
300〜500℃程度で作動する中温作動燃料電池は、高価なPt電極触媒の使用が不要となり、また構成部材の低コスト化も可能なうえ、廃熱利用による効率向上など多くの利点を有することから世界中で研究が進められています。ガラス組成を検討することによって、60 mol%以上とリン酸成分を多量に含むガラス電解質においても潮解性など示すこと無く耐水性を有し、中温域で高いイオン伝導性を示し、さらにガラスの融解を利用して燃料電池アノード(Ni)電極との良好な接合に成功しました。
今後の抱負
国際ガラス年という記念すべき年に優秀講演奨励賞という栄誉ある賞を頂き大変光栄に思います。今回の受賞は丁寧なご指導を頂いた大幸裕介准教授をはじめ、多くの議論を交わした研究室のメンバーのおかげであると感じています。研究活動を通じて携わった皆様に心より感謝いたします。今回の受賞を励みにガラス電解質のさらなる可能性を探求し、中温作動燃料電池の研究発展に貢献できるよう、より一層研究に邁進していきます。
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