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神取秀樹 教授が、中日文化賞を受賞しました。

2020年5月 7日掲載


中日文化賞

受賞者
神取 秀樹 教授
受賞の対象
ロドプシンの研究
受賞者の関連サイト
神取研究室

 中日文化賞は、中日新聞社が「学術、芸術、文学、宗教その他一般にすぐれた文化的業績を顕した個人または団体に贈る」賞です。同賞は日本国憲法の施行を記念し1947年に制定、翌年に第1回贈呈式を行って以来、2019年までに364人と10団体を顕彰しています。

 このたび、生命・応用化学専攻の神取秀樹教授が第73回中日文化賞を「光遺伝学ツールであるロドプシンの研究」で受賞することになり、5月3日付中日新聞朝刊紙上で発表されました。神取教授のライフワークであるロドプシンの研究が評価されての受賞です。5月28日に予定されていた授賞式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期される見込みです。

神取教授のことば
「中日新聞の紙面でも紹介されていますが、私が地元に戻りたいと思いながら就職活動がうまくいかなかったとき、本学の応用化学科がはたらく場所を与えてくれました。私はそれまで名工大のことをほとんど知りませんでしたが、来てみると学生が素晴らしく、そのおかげで今に至る研究室の快進撃が始まりました。以来、私は自分の研究によって本学に恩返しができたらと常に考え続けてきました。今回の受賞によって本学関係者の皆さまに喜んでいただけたらこんな嬉しいことはありませんし、何より神取研究室の研究を支えてくれたスタッフや学生さんに心から感謝の意を表したいと思います。」