伊藤 洋介 准教授が、鉄鋼環境基金 第11回助成研究成果表彰の技術委員長賞を受賞しました。
2020年10月 5日掲載
助成研究成果表彰は、優れた成果をあげた助成研究者に与えられるもので、理事長賞、技術委員長賞、鉄鋼技術賞の各賞で構成されています。技術委員長賞は、環境技術及び学術の進歩に、卓越した功績が認められる助成研究成果をあげた若手助成研究者に贈られます。伊藤准教授は、電気炉酸化スラグを活用したモルタルの電波吸収特性を利用し、安価で迅 速に融雪するシステムを提案し、緻密な理論解析からスラグモルタルによる電 波吸収体の設計手法も明らかにしたことが、鉄鋼スラグの新たな用途拡大にもつながる実用性に富んだ研究成果であると評価され、受賞しました。