種村 眞幸 教授が、令和3年度「秀でた利用成果」優秀賞を受賞しました。
2022年2月 4日掲載
- 受賞団体
- 種村 眞幸 教授
Yong Yang Shanghai Institute of
Ceramics, Chinese Academy
of Science
- 受賞の対象
- 分子・物質合成プラットフォーム
「金ナノ構造を用いた新型コロナウイルスの
超高感度高速検出」
- 受賞者の関連サイト
- 関連論文
- 関連するウェブサイト
- 文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム
プレスリリース
文部科学省ナノテクノロジープラットフォームは、昨年度までの約27,000件の利用課題の中からイノベーションに繋がることが期待できるなど特に秀逸な成果を選定、令和3年度「秀でた利用成果」7件を決定しました。
概要:
新型コロナウイルスの感染拡大は深刻であり、同ウイルスの迅速かつ極微量検出法の開発は急務です。本研究では、表面増強ラマン散乱分光法(SERS)による新型コロナウイルスの極微量高速検出を試みました。イオン照射によって形成された金のナノ突起群を用いることで、リアルタイムPCR検査法(分析時間1時間以上)に匹敵する高感度分析が5分以内の高速で可能となりました。
令和3年度「秀でた利用成果」の授賞式は、1月26日、nanotech 2022(会場:東京ビッグサイト)で行われました。