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工学専攻電気・機械工学系プログラムの鈴木 孝祐さんが日本機械学会 第32回バイオフロンティア講演会 Outstanding Student Presentationを受賞しました。

2022年02月10日掲載


受賞者

工学専攻電気・機械工学系プログラム 医用生体工学研究室(中村・杉田・氏原研究室)

鈴木 孝祐

受賞名

日本機械学会 第32回バイオフロンティア講演会 Outstanding Student Presentation

第32回バイオフロンティア講演会

受賞の内容

「脳動脈瘤の発生に関する新仮説」

脳動脈瘤は脳血管のこぶであり、破裂すると死に至る怖い病気です。しかし、なぜそれができるのかは不明です。今回、我々は瘤が頻発する血管部位のひずみ場を調査しました。結果として、高血圧状態では、瘤発生部位にて発生前に特異的にひずみが増大することを明らかにしました。当該部位における病理組織標本との対応から、血管壁内力学環境の変化が平滑筋細胞の病的変性を惹起することで、平滑筋細胞が血管組織を破壊して、脳動脈瘤が発生するという新発生仮説を導き出しました。

図.jpg

今後の抱負

この度は、素晴らしい賞をいただき大変光栄です。今回の受賞は、日頃から熱心にご指導してくださる中村教授、杉田准教授、氏原准教授をはじめとする研究室の皆様や多くの方々のサポートによるものです。この場をお借りして心より御礼申し上げます。卒業まで残された時間は少ないですが、今回の受賞を励みに一層努力を重ね、少しでも生体医工学分野の発展に貢献できるよう、また、お世話になった研究室の皆様に報いれるよう精一杯努めていきたいと思います。

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